前回の続きです・・・
山道をひたすら走っているのですが、対向車は全く無く荒れ果てた道
所々テニスボール位の落石が点々と転がってます。
「そろそろ少し休みたいなぁ」と思った所
「22世紀の森」と言う標識を発見!
駐車場も有り、ここで小休止。
小さな小川が流れ、キチンと整備された公園
ベンチやトイレも有り、夏は森林浴、秋は紅葉と
楽しめそうな所ですね!
記念碑の下には「タイムカプセル」が埋まってあり
2101年に開封するみたいです。
小川の冷たい水で手を浸し、気を引き締め
再び走り出しました。
ここまで来れば道も整備されてます。
加茂の町に入り少し寄り道(番外編で紹介致します)して県道6号線を南に下って行きます。
約3~4km下った所に「津川原」が在ります。
河原から山裾を登るように集落が建ち並び
加茂川を渡り、反対側の山を登れば
全体を見はらす事が出来ます。
山を下り加茂川の河原へ・・・
津川川と加茂川が合流してる場所
農民側が陣を張って津川原集落を包囲し
にらみ合いが続いた言われています。
少し街中へ戻った所に「慰霊碑」のようなものが
祭ってありました。
丁度、河原から県道を上がって道挟んだ所
旧火葬場跡?それとも、この場所こそが
捕えた津川原の人々を虐殺・処刑した場所なのだろうか・・・?
気を取り直し、集落へ入って行きます。
因美線の線路をくぐり結構な坂道
山の斜面に家が建っていて、集落の最上に
それを見渡すように「津川神社」が在ります。
神社の駐車場にスクーターを停め周囲を
歩いてみます。神社の上、山側は墓地になっており
神社の右側に・・・一揆の爪痕を見つけました。
農民達が襲撃した際、破壊した「首なし地蔵」
当時の農民達の攻め込んだ勢いを感じます。 持って来た御線香を貞永時・貝尾
河原の供養塔で使い果たしてしまい・・・只、手を合わせる事しか出来ませんでした。
津川神社の駐車場へ戻り、複雑な気持ちを整理しながら帰路に着きました。
今回、勉強不足のまま思いつきで出てしまい、私の勝手な見解ばかりでしたが
また時を見て、もう一度挑戦してみようと思う今日この頃でした。
次回は番外編、「貝尾地区」を見て行きます。
それでは皆様、ごきげんようデス
☆今回の参考資料
○存在を問い続けて「岡山部落解放史ノート」
明六一揆
○現代の理論
美作騒擾140年の沈黙に抗う
○ニコニコニュース
地図から消えた村・津川原